今週、火曜日(98/1/27)にジャンボさんと甲子園さんと和歌山遠征してきたばかりなのに、
また行ってしまいました。先日、三人が店の様相を見て、「うぉー!!」と
声をあげたあの「まる豊」です。
「すげぇー傾いてるぞぉ」といいながら、店内はどうなっているだろうと
あまりの怪しさに慄いておりましたが、先陣を切らしていただきました。
とにかく、こじんまりしている店です。ジャンボさんなら屋根に手が届くじゃ
ねえのかと、いうぐらいちっさいのですが、完全に左にねじられたように
傾いていて電光看板がなければ廃屋ではと思えるほどです。
　どれどれ入ってみるかと、戸に手を掛けたが動きません。
まさか、がんこのパターンか、やはり傾きの関係なのか...
すんなり入れても入れなくても、次なる難関は、平衡感覚が完全になくなる
店内です。なにもかもがすべて左下に傾いています。
入った瞬間、席数９位と確認したのもつかのま、遠い方にある椅子が
すごく近くにあるんですよ。あかん、クラクラする。
立っているのも大変。今まで自分が体験したことない世界です。
なんとか椅子にすわっても、左に落ちていきそうで...すごく逃げ出したい心境になります。
やっと見つけたメニューの中華そばを頼んでできあがりを待つのですが
平衡感覚がマヒしているのでできあがりが異常に長く拷問のようです。
冷静さを装いながらも店内を観察するというより麻痺感から逃げ出すために
天井のほうばっかり見ることに...ふと、下を見るとリヤカーのタイアがカウンタに
付いています。昔の屋台を改造したのでしょう。道理で傾くわ、こりゃ。
慣れとはいえ、お店の御夫婦と酔っ払ったお客さんは、なんともない感じ。
完全にマヒしてるなぁ!!
　「おまたせしました」と手に取った鉢をカウターに置いたら、左にコケてしまいました。
(うそうそ):p
スープは当然傾いているので、そのまま持って食べるほうがいいみたいです。
カウターの上には、「箸やすめ」ならむ「鉢やすめ」があるのでこれを使えば
スープがまっすぐになります。
　店のインパクトが強烈でした。で、味の方は、待ってました!!当然和歌山系スープです!
ジャンボさんを絶賛させたマルサンといい勝負できます。
しっかりいい味が出ています。この味で、この店構えなら、行って損はしないでしょう。
　食べを終わって奥さんに、「やっとクラクラが取れてきました」というたら
「初めての人はみんなクラクラするといいますよぉ」て!楽しんどるなぁ!!
でも、気さくな御夫婦がやっておられるめちゃしんどいラーメン屋です。(^^;
店を出たら世の中すべて水平だぁ!!すっごくほっとします。
でもクラクラ感はすこし残るので、車をすぐに出すことはできませんでした。

　平衡感覚の弱い方は、マネをしないよう!!

では。